1991/1992 欧州CL 決勝 バルセロナ×サンプドリア

1991/1992 UEFAチャンピオンズリーグ

対戦チーム:バルセロナ×サンプドリア
日時:1992年 5月20日
会場:イギリス・ロンドン、ウェンブリー・スタジアム

■試合結果
バルセロナ×サンプドリア( 0−0 )( 延長 1-0 )

■得点者
【バルセロナ】クーマン(延長21分)

■バルセロナの出場メンバー
GK:スビサレッタ
DF:ナンド、クーマン、フェレール、フアン・カルロス
MF:エウセビオ、バケーロ、グアルディオラ→アレサンコ(延長21分)、ラウドルップ
FW:フリオ・サリナス→ゴイコエチェア(後半20分)、ストイチコフ

監督:クライフ監督

■サンプドリアの出場メンバー
GK:パリュウカ
DF:ランナ、マンニーニ、パリ、ビエルコウッド
MF:ロンバルド、トニーニョ・セレーゾ、マンチーニ、カタネッツ
FW:I・ボネッティ→インベルニッツィ(後半28分)、ジャンルカ・ビアリ→ブーゾ(延長11分)

監督:ボシコフ監督

延長21分、DFクーマンのFKでシュート、ゴール!


ヨハン・クライフ・・・。
クライフはアヤックス時代、このUEFAチャンピオンズリーグ 決勝の舞台に、4度も立っている。
しかも1968/1969シーズンを除いて、3度優勝している。
1968/1969 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝
日付、場所:1969年 5月28日、
試合結果:ACミラン×アヤックス(4-1)
1970/1971 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝
日付、場所:1971年 6月 2日、イギリス・ロンドン、ウェンブリー
試合結果:アヤックス×パナシナイコス(2-0)
1971/1972 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝
日付、場所:1972年 5月31日、
試合結果:アヤックス×インテル・ミラノ(2-0)
1972/1973 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝
日付、場所:1973年 5月30日、
試合結果:アヤックス×ユベントス(1-0)

クライフはアヤックスから移籍して、FCバルセロナ選手、カタルーニャのアイドルとなる。
しかしFCバルセロナ時代は、UEFAチャンピオンズリーグ 決勝に立つことはなかった。
その後、クライフはFCバルセロナ監督となる。
そしてクライフはFCバルセロナで、ドリームチームをつくりあげ、リーガ 4連覇を達成する。


1991/1992 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝に進んだFCバルセロナ。
同じく、決勝に進んだのはイタリアチームのUCサンプドリア。
FCバルセロナは、1989年 UEFAカップウィナーズカップ 決勝で、UCサンプドリアを2-0で破って頂点に立っている。
それから 3年後、この1991/1992 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝で再度対戦することとなった。

サンプドリアは組織、攻撃とも、FCバルセロナよりも機能していた。
MFロンバルドのセンタリング、MFマンチーニのパスなどからFWジャンルカ・ビアリにチャンスが訪れるが、ゴールに結びつかず・・・。
FCバルセロナも後半17分に、FWストイチコフがゴールポストに当たる惜しいシュート。
しかしほとんどFCバルセロナの攻撃は、サンプドリアの守護神GKパリュウカによって阻まれる。
後半24分、FWジャンルカ・ビアリが浮き玉シュートを放つが、ゴールならず。
試合は、0-0で延長戦となる。
そしてFCバルセロナは、ゴール中央20mの位置でFKのチャンスを得る。
当然FKを蹴るのは、時速150kmにも及ぶ弾丸フリーキックを持つDFクーマン。
DFクーマンのFKからのシュートがゴールネットを揺らし、雄たけびをあげながら右腕でガッツポーズをする。
延長111分に、遂にクラブの念願だったUEFAチャンピオンズリーグ優勝を達成した。

「大砲、スノーフレイク」と呼ばれる選手、ロナルド・クーマン。
彼にとって、1987/1988シーズンのPSVアイントフォーフェン優勝と今回のFCバルセロナの優勝と、異なるクラブでのUEFA チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げた。
得意なFKで、決定的な仕事、瞬間を得ることが出来た。
1987/1988シーズンのPSVアイントフォーフェン優勝時は、欧州サッカー界を揺るがす「告白」で問題となったが、このFCバルセロナ優勝がそれを忘れさせるほどの快挙だった。

クライフ監督にとっても、忘れられないUEFAチャンピオンズリーグ優勝となったに違いない。
FCバルセロナ選手時代には優勝出来なかったが、FCバルセロナ監督として優勝出来たのだ。
1970/1971 欧州CLでアヤックスとして優勝、そしてこのFCバルセロナでも優勝。
その優勝の場所は、イギリス・ロンドン、ツイン・タワーがシンボルとなるサッカーの聖地ウェンブリー・スタジアム。
クライフにとって、何かしらの幸運をもたらす場所だったのか・・・。

スペインとイタリアのクラブの 4度目となる決勝対決は、FCバルセロナの勝利に終わった。

ちなみにFCバルセロナは、トヨタカップで優勝することが出来なかった。

第13回トヨタカップ
日付:1992年12月13日
対戦チーム:サンパウロ(ブラジル)×バルセロナ(スペイン)
試合結果:2-1

サンパウロは、第14回トヨタカップ(1993/12/12)でもACミランを2-3で下し、優勝している。



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