キリンカップチャレンジ2005 日本×ホンジュラス

キリンカップチャレンジ2005 Go for 2006

対戦国:日本×ホンジュラス
日時:2005年 9月 7日(水)19:20(現地時間)キックオフ
会場:日本・宮城スタジアム

■試合結果
日本×ホンジュラス( 5−4 )

■得点者
【ホンジュラス】ベラスケス(前半 8分)
【ホンジュラス】ベラスケス(前半27分)
【日本】高原直泰(前半33分)
【ホンジュラス】マルティネス(前半46分)
【日本】柳沢敦(後半 3分)
【ホンジュラス】ベラスケス(後半 5分)
【日本】中村俊輔(PK後半10分)
【日本】柳沢敦(後半25分)
【日本】小笠原満男(後半33分)

■日本代表の出場メンバー
GK:1楢崎正剛
DF:21加地亮、5宮本恒靖(Cap)、22中澤佑二、14三都主アレサンドロ
MF:18稲本潤一→8小笠原満男(後半19分)、6中田浩二、7中田英寿、10中村俊輔→2田中誠(後半42分)
FW:9高原直泰→16大黒将志(後半34分)、13柳沢敦→28玉田圭司(後半26分)

サブ:12土肥洋一、33曽ヶ端準、20坪井慶介、31駒野友一、29茂庭照幸、4遠藤保仁、15福西崇史

監督:ジーコ監督

■ホンジュラス代表の出場メンバー
GK:22モラレス
DF:4カバジェロ、6イサギレ→17バジェシージョ(後半41分)、3フィゲロア
MF:20ゲバラ、2ゲレロ、13フェレラ→8オリバ(後半32分)、19ベリオス→5マリン(後半20分)、14ガルシア
FW:10ベラスケス(Cap)→16ベガ(後半32分)、18マルティネス

サブ:25ガルデン、7カストロ

監督:デラパス監督


前半8分、右サイドへのスルーパス、FWマルティネスがSB三都主に競り勝ちゴール前にラストパス、走り込んできたFWベラスケスがシュート、ゴール!
前半27分、右サイドのMFガルシアがPエリア手前でSB三都主と1対1に。
フェイントから最終ライン裏にスルーパス、DF宮本の背後に走り込んできたFWベラスケスがシュート、ゴール!
前半33分、MF中田英寿がパス、MF稲本が中央からシュートをするがホンジュラスDFの足に当たる、Pエリア内のFW高原直泰がそのボールを拾い左足でシュート、ゴール!
前半46分、MF中田英寿が日本最終ラインからパスを受け取る、MF中田英寿のパスを奪ったホンジュラス選手がPエリア内右へパス、FWマルティネスがシュート、ゴール!

後半3分、Pエリア手前左35度の位置からのFKでMF中村がクロス、FW柳沢がヘディングシュート、ゴール!
後半5分、ホンジュラスのカウンターで左サイドにスルーパス、FWマルティネスがSB加地をぶち抜きゴール前中央にラストパス、飛び込んできたFWベラスケスがシュート、ゴール!FWベラスケスはハットトリックを達成。
後半10分、Pエリア内でDF宮本が倒されPKを獲得、MF中村がPKを冷静に左足でシュート、ゴール!
後半25分、左サイドのMF小笠原がパス、FW柳沢がPエリア手前中央にドリブル切り込みミドルシュート、ゴール!
後半33分、日本中盤からのスルーパス、三都主が左サイドを縦に抜け出しPエリア内の深い位置からラストパス、走り込んできた小笠原がシュート、ゴール!
結果、日本代表が5-4でホンジュラス代表に勝利。



「親善試合という意味においては、内容もよく、その役目を果たせたと思う。日本は交代選手を含め、とてもすばらしいチームだった。選手が交代する度に、内容はよくなっていったと思う。ベラスケスは見事に 3ゴールを決めてくれた。日本では、途中から出てきた小笠原が印象に残った。選手のプレーと観客の歓声がいいハーモニーとなっていた。しかし、まさか 5ゴールも決められてしまうとは思ってもいなかった。
(日本の欠点は?)攻撃になったとき、両サイドの三都主と加地が同時に上がってしまい、DFラインに人が足りなかったように思う。親善試合なので、あえて盛り上げようとしたのかもしれないが、ふたりのうち、ひとりはもっとディフェンシブにプレーすべきだったのでは…。オフェンスよりも、ディフェンスに問題があったと思う。」
デラパス監督


台風の影響で試合開催が心配だったが、今回のホンジュラス戦の内容はまさに台風の様な試合展開だった。
ジーコジャパン、歴代 2番目の大量得点と、2003年 6月アルゼンチン戦以来最多タイの 4失点・・・。
この結果をどう考えたらいいのか・・・。
攻撃面だけを考えたら、5得点を獲り逆転という結果、しかし守備面では 4失点。
勝つには勝ったが、ゲーム運びとしては決して満足できない内容。

この試合、日本代表は4-4-2の布陣で臨んだ試合だった。
4バックのメンバーは、SB三都主、DF中澤、DF宮本、SB加地
SB三都主、SB加地の攻撃的意識が強かったのか、単に守備が弱すぎるのか・・・、ホンジュラスは徹底的に両サイドを狙った攻撃をしていたと思う。
実際、両サイドからの攻撃で得点されている。(前半 8分、27分はSB三都主の裏、後半 5分はSB加地の裏)
4バックの良さは、攻撃時は両サイドが前線に駆け上がり攻撃参加出来る事、守備時は 4人で対応出来るところにある。
(片方SBが上がったら、逆のSBは守備を意識するとか、いろいろと戦術の決まりごとはありますが・・・。)
しかし両SBが前線にいた場合、DFは実質 2人で頑張らないといけない。
そのため両SBの選手は、攻撃意識に加えて守備意識も大切、また運動量が豊富でないといけない。
例えばブラジルで言うと、SBロベカル、DFルッシオ、DFファン、SBカフー
SBロベカル、SBカフーは多く攻撃参加するが、それに加え守備もしっかり対応する。
当然個人能力差はあるが、何か見習うべきところはあるはず。

あとMF中田英寿の大きなミスがあったが、W杯本戦でこの様なミスをすると致命的になる。
中田英寿本人も分かっているはず。
GK川口の故障で、この試合出場したGK楢崎。
「今後こういうチャンスがあるかどうか。いいアピールをしたい。」と、試合前に語っていたが、よもやの大量失点。
グラファンの私としては、何か切ない・・・。

日本代表とホンジュラス代表との対戦は過去 1度、2002年 5月 2日キリン杯。
トルシエ・ジャパンでの対戦で、W杯に向けてメンバーを決める大事な試合。
自慢の「フラット 3」が崩壊し 3失点するが、MF中村俊輔の活躍で3-3の引き分けに。
当時横浜MのMF中村俊輔(当時23)のFKとCKでの 2得点、MF三都主(当時24)のPKでの代表初ゴール。

「日本代表についてコメントするべきなのは、本来その国の監督ではあるが、DFについては 3点も決められるというのは何か問題点があるということ。改善すべき点が多い。今日露呈した日本の修正点をぜひ直して W杯本番に迎えてほしい。」
当時のホンジュラス代表、ルサルド監督

ちなみにこの試合で、FKとCKの 2得点と大活躍した俊輔だったが、2002年 5月17日願い叶わず日韓 W杯メンバーに選ばれなかった。

前回と今回のホンジュラス代表監督に同じ指摘されているような・・・。



この試合、攻撃面ではMF中村、MF中田英寿も良かったと思う。
2004年 3月31日シンガポール戦以来の代表でのゴールとなったFW高原。
FW柳沢が 4年ぶりの 2ゴール・・・、ちょっとびっくりした私。
MF小笠原もアシストに得点と頑張っていた。
後半19分、MF稲本に代わりMF小笠原を投入し、MF中田英寿がボランチに下がって対応するようになって以後、同点、逆転ゴールが生まれた。
シュート本数は日本が合計17本、ホンジュラスは合計16本。
ジーコ監督就任以来、中南米勢との対戦10度目にして初勝利を挙げ、通算 1勝 3分け 6敗となった。

「久々に感情むき出しの試合だった。親善試合だが、ボクシングのスパーリングのようだった。今回は色々なポジションを試すために、トライした。初めての組み合わせも多く、(前半の失点など)普段では考えられないミスも多かった。選手のコンビネーションの可能性も確かめることができたし、勝ったのでお客さんにも有意義な試合だった。」
ジーコ監督


しかし、大量得点大量失点逆転劇での勝利という展開は、W杯本番ではありえない。(あの欧州CL決勝リバプール×ACミランの時の大逆転勝利などもそうだが・・・)
テレビサッカーゲーム「ウイイレ」の様な点の取り合いで、観ている方としては面白かったが・・・、この試合内容を考えるとなんて言ったらいいのか・・・。
ただ、攻撃意識を常に持って逆転したという点は評価できる。
日本代表は、東欧遠征で10月 8日ラトビア、10月12日ウクライナと対戦する。
ル・マンMF松井大輔(24)、マジョルカFW大久保嘉人(23)を招集する意向を示しているジーコ。
10月 9日のJOMOオールスターと日程が重なるため、日本代表がサポーター投票で選出された場合はオールスター出場を優先させ、代表戦には欧州組主体のメンバー構成で臨む意向を示している。
次はどんな布陣でどんな試合になるのか・・・。



ちなみにホンジュラスと言うと、『戦争にまで発展した』と言われるエルサルバドルとの一戦があまりに有名。

1969年、ホンジュラスはエルサルバドルと W杯メキシコ大会の中南米カリブ海予選準決勝で対戦。
第 1戦、ホームで1-0と先勝。
第 2戦、アウエーで0-3と敗戦。
第 3戦、中立地メキシコシティで行われ、2-3で敗戦。
この第 3戦試合中からサポーター同士が激突、試合終了後は国境地帯で発砲が始まる。
翌月 7月、在ホンジュラスのエルサルバドル人保護を名目にエルサルバドルの侵攻を受け、泥沼の戦争に発展。
同月中に米州機構を仲介に停戦合意に至り、エルサルバドルは撤退したが、両国間には遺恨が残った。



2005年09月07日 | Comment(11) | TrackBack(23) | 日本A代表
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コメント一覧

TBありがとうございます。
内容よくなかったですね。
台風や選挙に押されて報道も少なかったですね。
オールスターでラトビア戦は参加できない選手がかなり多そうで、違ったメンバーになって今回の課題云々ではなくなりそうですね…どうなることやら?!
Posted by のほほ〜ん at 2005年09月08日 19:43

やったぁ〜☆☆☆
ばんざぁ〜〜〜〜い♪ × B
\(^○^)/\(^○^)/\(^○^)/
TB、ありがと!ゴザイマシタ♪♪
Posted by kaori at 2005年09月08日 20:00

TBありがとうございました。
こちらからもTBさせて頂きます。
昨日は予想外の試合展開でしたね。
崩壊した守備面は、来月の東欧遠征ではしっかりと修正した姿を見せてほしいものです。
特に両サイドバックは…。
それにしても、すごい情報量!!驚きましたぁ〜。
ランキングもクリックしていきます。
また遊びに来ますね。
Posted by poor-webnote at 2005年09月08日 21:38

トラックバックありがとうございます。
欧州遠征での采配にとりあえずは注目ですね。
このままではダメだとはわかっているはずですから。
Posted by fcgonta at 2005年09月08日 22:24

こんばんは、昨日はひどい試合でしたね。
確か4点取られたアルゼンチン戦のあとは、DF総とっかえでしたよね。
今回もオールスターがあるから、望むかどうかは別としても、ラトビア戦は総とっかえになるんじゃないですか。
でもこんなことばっかりやってても強化にはならないんですけどね(^^;
Posted by カヌ at 2005年09月08日 22:43

オレンジ14さん、こんばんは!
トラバ&コメントありがとうございます。
東欧遠征はオールスターと重なるんですね。
ということは、国内組のほとんどは不参加が予想されますね。
どんな面子になるのか楽しみです♪
シェフチェンコ×日本もすっごい楽しみ!
Posted by nmf at 2005年09月08日 23:14

TBありがとうございます。
大久保と松井大輔には期待せずにはいられませんね。
Posted by レフグラ at 2005年09月09日 05:53

TBありがとうございました。
ブログにお立ち寄りくださって嬉しいです。
読み応えのあるブログですね!勉強になります。
先日は大変な試合になってしまいましたね。
勝ってよかったけれど、失点しすぎ・・・。
相手によって戦い方、守り方を変える必要もあると思います。
欧州遠征は、新戦力も加わるとのこと。期待したいです。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by 菜摘 at 2005年09月09日 09:27

おはようございます、ふぃぼなっちです。
遠征での試合が楽しみです。
今回の修正、新メンバーなどいろいろ期待しています。
また遊びに来ます。
これからも宜しくお願いします。
それとバレーボールの記事をTBしてしまい、申し訳ございません。
Posted by ふぃぼなっち(ふぃぼなっちの気まま) at 2005年09月09日 09:41

TBありがとうございます。
お返しにTB返しさせていただきます。
勝つには勝ちましたが課題が多く残る試合でしたね。
もうドイツW杯まで一年をきっているだけにこんな試合をしていて大丈夫なんだろうか?と心配になってしまいます。
個人的にはもうちょっとジーコに新しい選手を使って欲しいんだけどなぁ。
Posted by 緑YOU at 2005年09月09日 09:55

>のほほ〜んさん
>kaoriさん
>poor-webnoteさん
>fcgontaさん
>MicKeyさん
>カヌさん
>nmfさん
>レフグラさん
>菜摘さん
>ふぃぼなっち(ふぃぼなっちの気まま)さん
>緑YOUさん
まとめてで申し訳ないですが、コメント&TB、ありがとうございました。
まるで台風の様な試合内容でしたね、大量得点、大量失点、逆転劇での勝利。
FWが得点したのはいいのですが、守備が崩壊したというのは今後に向けての課題となりました。

10月の東欧遠征時の試合でジーコがどんな修正をするのか・・・。
また、ル・マンMF松井大輔(24)、マジョルカFW大久保嘉人(23)を招集とのことですが、彼らがどんな活躍をするのか楽しみですね。
Posted by オレンジ14 at 2005年09月10日 14:33
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