ゾラ、引退・・・。

元イタリア代表FWジャンフランコ・ゾラ(38)が2005年 6月29日、現役引退を発表した。
「決断は難しかったが、これからは趣味や家族のために時間を費やしたい。」
イタリアのセリエAのカリアリで、21年間の現役生活にピリオドを打つことを明らかにした。

ヌオレーゼ(1984-86)、トーレス(1986-89)と在籍。
1989年にナポリに23歳で移籍。
加入したナポリでは、マラドーナとともにプレーすることによって才能を開花したゾラ。
一時は「Marazola(マラゾーラ)」の異名も取ったほどだった。
マラドーナがナポリを去った後、フリーキッカーを任され、その才能を見せ付けた。
高いテクニックとトリッキーなアイデアでチームのスクデット獲得にも貢献し、ファンタジスタとしての名声を轟かせた。
1993年、パルマに移籍。
アスプリージャと2トップを組んでいたゾラ・・・。
1994年 6月、アメリカ W杯では、決勝T 1回戦のナイジェリア戦に途中出場し、不運な退場処分を受けるという苦い思い出もある。
1996年、EURO1996ではイタリア代表の司令塔として出場、この大会で優勝したドイツとの予選リーグでペナルティキックを外し、ヒーローになることはできなかった。
1996年、チェルシーに移籍。
ゾラは30歳という年齢で、450万ポンド(約 7億円・当時)の移籍金でチェルシーの移籍となる。
年齢などから活躍に袖問符を付ける声もあったが、ピッチ上のプレーで否定的な声を打ち消した。
在籍 6シーズンでFAカップ、リーグカップ、欧州カップウィナーズ・カップといった数々のタイトル獲得に貢献する。
1997年にはリーグ最優秀選手にも選出。
2003年、カリアリへ移籍。
ゾラは、母国のセリエ Bのカリアリでサッカー人生を終えるための移籍だった。
43試合出場13得点という獅子奮迅の働きでチームをセリエ A昇格に導いた。
自身 6年ぶりのセリエ Aとなった昨季もリーグとカップ合わせて13ゴールを挙げるなど年齢を感じさせない活躍でファンを沸かせた。
一時期、もう一度チェルシーへという話題も出たほどの活躍だった。
バッジョが引退した時、「年齢は関係ない、まだ出来る。」とシニョーリとともに惜しんでいたのを思い出される。
2004年、サッカー界に対する貢献を認められ、英国国家に功労のあった民間人に贈られる勲章、OBE(名誉大英勲章第 4位)を授与された。
2005年 6月29日、ジャンフランコ・ゾラ(38)は、カリアリで引退を表明。


イタリア代表では、同年代で同じポジションに「イタリアの至宝」ロベルト・バッジョというスパースターがいた。
そのため、イタリア代表としてのゾラの活躍が目立たなかったのが残念。
またバッジョと同じく、そのプレースタイルから戦術の犠牲となってしまった選手。

しかしチェルシーでの活躍は素晴らしかった。
右足のフリーキックと言えば、ゾラ!
「FKはPKより簡単だ。」と名言を残したゾラ。
あの年齢であのパフォーマンスをキープできるのは、かなりCOOL!
今もイングランドリーグ史上最高の外国人選手の 1人だと評価されているゾラ。
1996年から2003年まで、スタンフォード・ブリッジを本拠地とするチェルシーFCでプレーし、クラブ史上最高の選手に選ばれたゾラ。
そして引退・・・。
イタリアの至宝バッジョ、黄金の左足のシニョーリ、そしてサルディーニャの魔法使いのゾラも・・・。
またワールドクラスの名選手が 1人引退するのを目にすると寂しさを感じます。
今後は未定だが、12月には2006年トリノ冬季五輪の聖火ランナーを務める予定とのことです。
マラドーナ氏のコメント。
「私と同じくらい小柄なサッカー選手がサッカーをやめた。」
「素晴らしいサッカー選手というだけでなく、人間的にも素晴らしかった。私にとっては、非常にいい友人でもある。」

ゾラのキャリア上の転機となったチェルシーのチーフ・エグゼクティブを務めるピーター・ケニヨン氏のコメント。
「彼のチェルシーへの貢献は忘れられないもので、本当に感謝している。彼はピッチのなかでも外でも、真の意味での紳士だった。幸福のなかで引退したことを祈っているし、もうすぐ行なわれるクラブ100周年記念式典で彼に会えるのを楽しみにしたい。」



2005年07月03日 | Comment(4) | TrackBack(3) | サッカー
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TBありがとうございました。
ゾラのことはアメリカワールドカップの直前くらいに知って、その後チェルシーに在籍していたというのは知っていたのですが、オレンジ14さんのこの記事でゾラのより詳しいことを知ることが出来ました。
ありがとうございました。
R・バッジョと同時期にいなければ間違いなくイタリアのエースでしたよね。
名プレーヤーの引退って時が経ったのを痛感しますね。
Posted by バイク乗り at 2005年07月03日 01:23

>バイク乗りさん
コメントありがとうございます。
R・バッジョというスターが、同時期にいたのが不運としか・・・。
ファンタジスタというのは、いつも戦術の犠牲になり、イタリアの監督も何人も同じ様なタイプを出すわけにいかず・・・。
イタリア代表で、R・バッジョ、シニョーリ、ゾラって同時にピッチに立ったことってあるのでしょうかね?
(交代シーンは、かすかな記憶があるのですが・・・)
あとゾラって、FKでハットトリックしたことあるのでしょうかね?
(ミハイロビッチは分かるんですが・・・)
ちょっと気になった私でした。
Posted by オレンジ14 at 2005年07月03日 19:04

TBありがとうございました。
ゾラの引退、ホントに残念です。
彼は、私にサッカーの素晴らしさを再認識させてくれた、私の中で特別な選手の一人です。
でもTBしてもらった記事にも書きましたが、「本当におつかれさま。
そして、数多くの感動をありがとう!」と大声で叫びたいです。
将来、何だかの形でサッカー界に戻ってくる事を期待します。
Posted by kujira39 at 2005年07月12日 08:28

>kujira39さん
コメントありがとうございます。
ゾラの引退は残念ですが、いつかは訪れるもの・・・。
今後何らかの形で、その姿を見たいものです。
Posted by オレンジ14 at 2005年07月13日 13:11
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ゾラ引退かぁ・・・
Weblog: wonderball ひとこと at 2005年07月03日 02:38

コンフェデの影に隠れて
Weblog: McLoad Booklet at 2005年07月11日 23:15

ジャンフランコ・ゾラの引退記念DVD! ナポリ チェルシー カリアリ
Weblog: インポート・ファイブ at 2005年07月27日 13:24
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