2004/2005 UEFAチャンピオンズリーグ 決勝。
トルコ・イスタンブールのアタチュルク・オリンピック・スタジアムで行われた。
ACミランとリヴァプールFCはチャンピオンズリーグでは初めての対戦。
恐らく史上最高の決勝、リバプールFCが0-3の劣勢から同点に追いつき、大会がUEFAチャンピンズリーグに改称されて以降初めての、そして前身の欧州チャンピオンズカップ時代から数えると通算5度目のタイトルを手にした。
UEFAチャンピオンズリーグ 2004/2005 決勝
開始 1分に、MFピルロのFKからDFマルディーニのボレーシュート!
UEFAチャンピオンズリーグ最短記録のゴール!
ACミラン主将36歳のマルディーニのゴールは、ACミランにとって素晴らしい戦いの前兆だった。
ACミランが完全にゲームを支配した前半戦。
ピルロの視野の広さでパスを回し、MFカカがラストパス。
リバプールの劣勢は、MFアロンソがMFカカに股抜きをされた18分の場面に象徴されていた。
MFガットゥーゾはリバプールの攻撃を封じこめ、攻められたとしてもDFマルディーニ、DFスタムが完璧に止める・・・。
速いプレスでリバプールからボールを奪い、ACミランの 2人のFWにパスを出すと言う展開。
リバプールのDFヒーピアがちょっとキレているように見えた私・・・。
FWシェフチェンコが速い飛び出しは、何回もオフサイドになっていたが、その動きが追加点を獲る場面を演出する。
MFカカがドリブルで持って上がり、右サイドでオフサイドトラップを破ったFWシェフチェンコへパス。
FWシェフチェンコはそのまま右サイドを上がり、ゴール前へ低いクロス。
ファーサイドで待ち構えていたFWクレスポが至近距離からシュート、ゴール!
前半44分、またももMFカカがセンターライン近くから前線へ素晴らしいパス。
FWクレスポがリバプール守備陣の裏に抜け出し、前進するGKドゥデクの頭上を越えるループシュートでゴール!
ACミランは前半を3-0で折り返すことになった。
リバプールの選手が引き上げる後ろ姿は、かなり落胆しているように見えた。
私自身、もうこの試合はACミランの勝利で終わると思っていましたから。
たぶん、この試合を観ていた人すべてがそう思ったはず・・・、だと思う。
「サッカーは、最後まで何が起こるか分からない。」
私はこの時点でこの言葉を忘れていた。
まさか「奇跡」という言葉を口に出すことになるとは・・・。
リバプールのベニテス監督は、後半からMFハマンを投入し、フォメーションを 3バックに変えてきた。
リバプールは後半50分にMFアロンソが強烈なロングシュートを放つ。
ACミランも後半52分にFWシェフチェンコが、MFアロンソに負けない力強いフリーキックで 4点目を狙うが、DFドゥデクの好セーブに阻まれる。
その直後、リバプールの信じられない 6分間の反撃が始まる。
途中出場したMFハマンが中盤を強化すると、MFジェラードが束縛を解かれ、最も得意とする前線への侵略を開始。
そして後半54分、そのジェラードのヘディングシュートでゴール!
これを皮切りにリバプールは、6分間で 3得点の猛攻を見せる。
前日に33歳になったチェコ代表MFスミチェル、約20メートルのシュートを左下にゴール!
後半60分、PKエリア内でジェラードが背後からMFガットゥーゾに倒され、PKとなる。
ACミランイレブンは信じられないという状態で、主審に詰め寄りますが聞き入れられず。
MFアロンソのPKは、GKジダにセーブされましたが、自らリバウンドを左足で決めゴール!
「信じられない!」「ミラクル!」「奇跡!」などの言葉が勝手に口から出るような 6分間だった。
リバプールは同点に追いついた 3分後にも、MFリーセのシュートで勝ち越し点にあと一歩に迫る。
ACミランも後半70分にGKデュデクが低いクロスの捕球に誤った後、FWシェフチェンコがシュートを放つが、トラオレにゴールラインの前でクリアーされる。
10分後にも、MFカカの絶好機がキャラガーの好タックルに阻まれた。
試合は大会史上13回目の延長戦に突入することになった。
そして延長戦、両者得点を奪えず、PK戦に。
UEFAチャンピオンズリーグ 2004/2005シーズンの王者は、リバプールとなりました!
私は絶対に忘れる事が出来ない・・・、この試合は!
そして、GKデュデクの魔法のダンスも!
ポーランド代表GKイェルジー・デュデクの試合後のコメント。
「キャラガーも足をけいれんさせていたんだけど、PK戦が始まる前に僕のところに来て、グロベラーがローマでやったこと(1983/84シーズンのチャンピオンズカップ決勝戦で、リバプールのGKグロベラーが身体を左右に揺さぶりながらPK戦を守り優勝したこと)を思い出して同じことをしろ、と言ってくれたんだ。僕はその通りに、あの表情やジャンプをして、それがうまくいった。今は楽園にいるような気分だ。素晴らしい夜を過ごすことができて最高に幸せだ。」
26日付のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトは、ブラジルの「マカブラダンス」と報じ、相手に不幸を与えるダンスだったと解説したとのこと。
(相手に不幸を与えるダンスって・・・、恐ろしやマカブラダンス)
元アルゼンチン代表のマラドーナ氏が欧州CL決勝を観戦。
有利といわれたACミランの勝利を予想していた様子で、劇的な展開を語る。
「70年のW杯を制したブラジルでさえ、あの 3失点からはACミランを逆転できなかっただろう。」
「レベルの差があるチームの試合でこんな逆転劇は初めて。」
「イタリアのファン同様がっかりしているよ。」
本当にリバプールFC優勝おめでとう!!
目指せ!世界ナンバー1クラブ!
FIFAクラブワールドチャンピオンシップトヨタカップジャパン2005

3-0から3-3になってPK戦まで行くとは思ってませんでした。
ジェラードとは同い年なので大好きです。
2002年のW杯にケガで出れなかったときは、悔しかったです。
「You'll never walk alone」は、FC東京の試合で聴けますが、本場はスゴイですね。
ようやく、国内でリバプールが見れるので楽しみです。
デュデクのコメント、そんな裏話があったとは!という気持ちで読ませていただきました。
あのダンス、はじめて見たときは、とても奇妙で、少し笑っちゃいました。
2年前の決勝【ユーベ×ミラン】以来のPK決着だった訳ですが、そのときは、フジテレビが途中で中継を終了しやがって、PK戦を見れなかったのです。
あのとき、私がちゃんと見れていたら、ユーベは絶対に優勝していたはず!!と、悔し泣きしたのを覚えています。
その後、抗議の電話がフジに殺到したらしく、次の年からはちゃんと最後まで放送するようになりました。
今回は、見届けられて本当に良かったです!
この試合最初から見たかったですよ〜。
このブログで助かりました!
歴史に残るいい試合かも・・。
本当にこの試合はすごかったですね。
全く信じられないの一言でした。
朝から本当にいいものを見させてもらいました。
>lexuserさん
>nmfさん
>尻さん
>夢ママ
>ウギー
まとめてで申し訳ないですが、コメント&TBありがとうございます。
本当に「まさか!?」って感じの試合でしたよね。
ACミランが 3点獲った時は、当然このままACミランの勝利と思っていました。
しかしミラクルな 6分間!
こんなことがあるから、サッカーの楽しさが倍増するんですよねぇ〜。
サッカー大好きでよかった・・・。(泣)
> デュデクの魔法のダンスのおかげ
まさに魔法のダンスです。ブラジルの"マカブラダンス"だ!っていう報道読みました。
相手に不幸を与えるダンスらしいぞ、おそるべーし。
ちゃんと効いたね。
ポーランド人のはずだけど・・・まぁいいや。
ナントカダンス込みで、一生忘れられない名勝負でしたね。
私もTBさせていただきました。
まさか、こんなミラクルが起こってしまうとは思いもよらず…!
ミランは素晴らしかったですが、レッズの泥臭いプレーにも感銘を受けました。そして、未だあのデュテクの魔法の踊りが頭から離れません…。
いいもん、見せていただきました。
また、遊びに来させていただきますので、よろしくお願いします!
>kobo_natsuさん
コメント&TBありがとうございます。
リバプールの勝利は、GKデュテクの魔法のダンスとセットで記憶に残しておかないと意味がありませんね。(笑)
実際、GKデュテクのシュート&PKのセーブは凄かったですからね。
後半のシェフチェンコのシュートで危ない場面を防いだり、PKでも 2本セーブしていますから。
これで彼の株が上がるかも、いや絶対上がるでしょう!
ミラン3点リードで前半が終わってハーフタイム中に眠くなったんですが後半一気に目が覚めました。
いや〜寝ないで良かった(^^;)
コメント&TBありがとうございます。
私も前半終了後、ACミランの勝利と思い、寝ようかと考えました。
布団の中で、後半はじめ10分ぐらいで寝よって決めたとたん、あの逆転劇!
その後、興奮でキッチリ最後まで観ました!
良かった、良かった。